【夫】採卵日&新鮮精子の採精日
【この辺のブログは約2年前くらいの出来事、リアルタイムまではまだまだ、、】
妻は妻でちょくちょく病院に行っており、LHとか、なんとかとか、なんとかとか、いろいろな数値の結果、採卵日が決定した。
凍結精子があるから平気〜♪なんて考えていたが、グーグル先生で検索し先人の知恵によると凍結精子と新鮮精子による体外受精の成功率が5〜10%?位高いとの論文があるとのこと。3〜5%くらいだっけな?(あやふや)
その論文には、実験の対象人数が少ないから統計としてはまだ確実ではないが、、、と追記されてたが、その記事を見た俺は「なにそれ?こわい」と思い、出勤日ではあったが急遽休みをとることに。
結構な額を投資するわけだから、成功率はあげておきたいよな、、と藁にもすがる思いでやってきた。
受付後、すぐにナースセンターに吸い込まれていく妻を見て、その後じーーーーっと待つ。
妻の採卵が成功して、卵子が取れて初めて採精室へいざなわれるっぽい。
ということは採卵が出来ない、もしくは良い卵子が無い場合は精子必要ないのだろう。。
そんなことになったら、仕事も含めていろいろと徒労に終わる、、、
1時間程経過した頃、受付番号が掲示板に表示され、採精室へ移動した。
以前にも書いたように小部屋で精子を採精した。
自分が採精室へ呼ばれたってことは、無事に妻の採卵が出来たということなんだろうと勝手に安心していたが、採精窓口で聞いてみたところ「卵子が取れたというだけで、その卵子が全て良いものではない可能性もある」とのこと。
もし、卵が全滅だったら。。。なんて不安も抱きつつ待合室に戻ったら、妻はまだ手術室から戻っては居なかった。
あくまで手術であるため、どうしてもトラブルが発生してないか?等と心配になってくる。病院(クリニック)の待合室というものは、だから居心地が悪いものなのかもしれない。
それから1時間程待っただろうか、妻と合流した。
妻いわく「すっごい痛かった・・・。麻酔してもらったからまだ耐えられたけど、無かったら悲鳴あげてた」とのこと。
いつも何事に対しても大げさな妻なので、これを見た採卵前の方は気になさらず・・・。
それからそれから、またまた待った。忘れられてるんじゃないかって疑心暗鬼になるくらい待った(気がする)あと、診察室に呼ばれて夫婦で先生とお話をした。
採取できた卵子の数、良し悪しの説明。いろいろネット等で調べた方は詳しいかと思うが、卵の成長具合や、形状などによってM2やM1、GV、廃棄などに別けられる。
今回採取出来た卵子の数は22個。
その内成長している卵子(M2)は1個、まあまあ成熟卵子(M1)も1個、残りは全て未成熟卵子(GV)だった。
未成熟卵子(GV)は明日まで成長を促し、MⅡになったら精子とあわせて顕微授精するとのことだった。
(ナチュラルアートクリニックでは自然の力を重視しており、GVからでも十分に赤ちゃんを望めるという方針)
ただ、この結果(GVばかり)でもまた妻が落ち込んでおり、我々は何回落ち込めばいいんだ・・・不妊治療は。。。とこれまた暗い気持ちになったが、自分が一緒に落ち込むと駄目だと思い返しポジティブな意見(本当かどうか不明だがネット上で集めた情報)を妻に浴びせかける。
「卵沢山とれたじゃん!、未成熟でも成熟してしまえば成功率はさほど変わらないらしいよ!」
と、、、、。
先生との話が終わった後は、培養士と今回の卵子と精子について詳しく説明を受ける。
MⅡはすぐに顕微授精を行い、GVは1日?半日?培養して成長したら顕微授精するとのこと。
表現が合っているかどうかわからないが、その後卵子と精子が出会って受精しひとつの核になり、分裂し、着床するレベルの 「胚盤胞」というものになるのを待つ。
受精から胚盤胞になるまでの期間が重要視されており、受精から5日に胚盤胞!ってなったら妊娠率が70%、6日後だと45%、7日目だと15%くらい
記憶あいまいだけど、だいたいこのくらいのパーセンテージだったはず。
なので、それを待ち何日後にクリニックに電話をかけて培養士さんに状態を聞く。
卵が成長する確率、卵子が受精する確率、受精後に胚盤胞になる確率、、、、と
どんどん目減りする成功への道を数値で見せられて現実逃避したくなる。
そんなこんなで、お会計 約10万、あれ5万だっけ、、。妻が管理して払っているので忘れた。。
とにかく、成功報酬とは言え、器具代や技術代等にお金がかかってしまう。
【ざっくり当日のスケジュール 平日 】
7時30分に病院着
↓↓↓
8時半頃 妻は手術室へ
↓↓↓
9時半頃 夫 採精室へ
↓↓↓
11時半頃 診察室で結果を聞く
↓↓↓
12時頃 培養士さんの説明を聞く
↓↓↓
13時頃 お会計
ちかくのタピオカの店(Gong cha)でタピオカを飲んで帰る。