アラフォー夫婦が綴る不妊治療(タイミング→PGTA)の記録

夫、妻がそれぞれの時系列で残す不妊治療の記録

【妻】ブログを始めるにあたって

妻です。

 

不妊治療を始めて4年目になりました。最初の2年はタイミング法と人工受精を行い、3年目以降は高度不妊治療へステップアップしました。この間、稽留流産を2回、死産(子宮内胎児死亡)を1回経験しています。現在はPGTAに挑戦中です。


日本では、不妊に関する検査や治療を受けたことがある夫婦は5.5組に1組。体外受精で産まれる子供は16人に1人いるとされています。でもプライベートでセンシティブな内容ゆえ、治療をしていることを打ち明けたり、相談をすることはほとんどありませんし、打ち明けることによって傷つくこともあります。


流産となる確率は、1回の妊娠あたり15%とされていますが、この経験も明かされることはほとんどありません。


不妊治療のほとんどは自由診療になります。なので費用、検査項目、治療法など、それぞれのクリニックごとで異なります。知識がないと、言われるがまま、知らないまま、治療が進められてしまう場合があります。勝てば官軍、結果それでうまくいけば何の問題もありませんが、知識をつけるに越したことはないと感じています。


不妊治療をしていることや流産をしたことをまわりに相談できなかった私の心の拠り所、そして情報源になったのが、同じ治療中の方のSNS(ブログやTwitterなど)です。SNS上では多くの方が不妊治療や流産について語りあい、励ましあい、色々な情報を共有しあっていました。


これから夫婦の備忘録としてブログをつけていきたいと思います。気持ちの吐き出しばかりであまり有益なことはないかもしれませんが、私が皆さんのブログで勇気と知識をいただいたように、私たちの経験も誰かの役に立てればいいなと思っています。